第12回ビブリオバトル開催!

春が訪れる頃となりましたが、まだ厳しい寒さは続きそうです。
なかなかアクティブになれないこの寒い時期、たくさん本を読むのも良いかもしれません。

1月27日、オンライン(Zoom)で第12回ビブリオバトル(★)を開催いたしました。
前回に引き続き、ミニ・ビブリオバトル形式(※1)で実施しました。
今年初めてのビブリオバトルは、新しい試みとして、「プレミアムフライデー(※2)」の夕方に開催日時を変更しました。

今回は本のテーマを設けなかったため、「発表者が純粋にお勧めしたい」様々なジャンルの本が並びました。
テーマにあわせて本を選んでいただくのも面白かったですが、テーマなしの場合もどんな本がくるのか予想がつかず、ワクワク感に溢れていました。

素晴らしい発表の中、優勝に選ばれた本は、『フェルマーの最終定理』でした。
本のタイトルから「読むのが難しいのではないか」という懸念が生まれた方も多かったと思います。
しかし、その印象を打ち破るような発表で、多くの参加者の心を掴みました。
優勝本の紹介者は、第10回に引き続き2度目の優勝でした。
1年生ながら抜群のプレゼン力です。

そして、準優勝には同票で2冊選出されました。
1冊目は『星の王子さま』でした。
とても有名な本なので、1度は読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
「大人になってから読み直すことで新たな気づきを得られる本」ということで既読・未読の方の両方の支持が集まりました。
2冊目は『旅の途中』でした。
『旅の途中』は、有名バンド「スピッツ」の様々なエピソードが描かれた本です。
今回の発表で、バントの裏話に興味を持たれた方の支持が多く集まりました。

他の発表者の方々も、3分間止まることなく熱い思いを伝えていただき、大いに盛り上がりました。
次回のビブリオバトルは、3月に開催する予定です。

★ビブリオバトルとは
ビブリオバトルは、誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。
「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がり、
小中高校、大学、一般企業の研修・勉強会、図書館、書店、
サークル、カフェ、家族の団欒などで、広く活用されています!
公式サイトより抜粋
https://www.bibliobattle.jp/

※1ミニ・ビブリオバトルとは
通常は発表時間が5分のところ、3分間で行うビブリオバトル形式を指します。

※2プレミアムフライデーとは
「月末の金曜日に、日常よりも少し豊かな時間を過ごす」ライフスタイル変革を目指すという、
経済産業省が推進する取り組みです。
公式サイト
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/service/premium-friday/

Previous

Next